NOVOSENSEは2023年度の環境、社会及びガバナンス(ESG)報告書を発表しました。これは、NOVOSENSEの2回目の独立報告書であり、目標に対する進捗状況を取締役会と株主に報告する目的としています。
会社として、我々の研究開発の重点は、自動車及び産業発電業界が環境への影響を大幅に減らすことを目的としています。しかし、取締役会にとって最も重要なのは、我々の企業が地域及び地球生態系に与える影響を可能な限り減らすことと、環境、倫理及び公平に関する国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)を堅持することです。
NOVOSENSEでは、ESGガバナンスはトップマネジメントレベルで監督されており、本報告書ではNOVOSENSEの業務のあらゆる面に対するESG政策の効果を分析しています。同社の製品設計と製造だけでなく、内部の従業員から外部のパートナまで向けて分析しています。
NOVOSENSEは、ESGガバナンスを推進する動機のおかげで、国連の持続可能な開発目標に向けた取り組推進する同時に、当社の企業価値である「信用」、「信頼」、「学び続ける」、「長期的な価値にこだわる」を強化されています。
報告書の全文はこちらにご覧ください。調査結果の概要は以下の通りです。
平等性
報告書では、NOVOSENSEが実施したいくつかの取り組みが強調されています。その中には以下が含まれます:
- 機会均等と多様な雇用に関する方針が確立されている;
- トレーニング・プログラムの活用;
- 調査研究を通じて労働条件と従業員満足度を継続的に改善;
- 様々なプログラムを実施し、よりバランスの取れた従業員構成の実現;
- 従業員とのマネジメントの間のオープンコミュニケーションを促進するために取られた措置
報告書では、NOVOSENSEが実施した議決権行使インセンティブ措置を強調し、2023年に507回議決権制限株式を付与し、現在までに合計800万株が授与されました。
これらの措置を通じて、我々は国連の持続可能な開発目標3、4、5、8、10項目に積極的に応えて、従業員福利厚生費、教育、ジェンダー平等、経済成長、公平をもたらすことに取り組んでいます。
環境への影響
環境面では、我々は国連の持続可能な開発目標の第6、7、9、11、13、17項目(持続可能な研究開発及び低炭素化の促進)を遵守するよう努めています。
環境マネジメントシステムISO 14001認証の取得などの措置は我々にとって大きな利益をもたらしましたが、これにとどまらず、報告書では環境フットプリントを減らすために講じた他の積極的な措置についても触れています。その中には、グリーン成長の理念やエネルギー消費を削減し、会社の生物多様性及び環境への影響を改善するための重要な措置が含まれます。
報告書では、エネルギー効率を向上させるために実施したいくつの積極的な措置があります。特に、2025年から年間約30万kWhを節約できる新設計のサーバーの試運転や、省エネルギー素材、省エネルギー技術、太陽光発電による電力供給を導入した中国蘇州新オフィスの建設が挙げられます。
同社はまた、出張や配送サービスの環境への影響を軽減するための措置を実施しており、AutoNavi社連携し、出張や配送サービスにEV車を提供することで、2023年には合計13トン以上の炭素排出が削減されました。
企業倫理
国連の持続可能な開発目標の第12項目(持続可能な生産消費)及び第16項目(平和と正義)は、誠実な経営と強力な企業倫理の遵守の必要性を強調しており、我々は非常に重視しています。
情報とプライバシーの安全性に関して、NOVOSENSEは《個人情報保護制度》及び個人情報影響評価(PIA)操作ガイドラインを策定しています。
報告書で強調されているように、NOVOSENSEは2023年に開催した贈収賄防止、不正行為防止、情報セキュリティに向けた研修会を実施しました。これらの研修は、2023年2月にNOVOSENSEの従業員を対象に初めて実施され、その後、子会社や営業担当者向けに関連研修が実施され、NOVOSENSEの全従業員859名のうち、合計627名が参加しました。